ワールドラクロス(World Lacrosse)とは

ワールドラクロスは世界のラクロスを統括する国際競技連盟です。
女子競技は、1972年にIFWLA(国際女子ラクロス協会/International Federation of Women‘s Lacrosse
Associations)が設立され、女子ラクロスの世界普及と女子世界選手権などを主催しています。
一方男子競技は、1974年にILF(国際ラクロス連盟/International Lacrosse Federation)が設立され、男子ラクロスの世界普及、男子世界選手権などを主催しており、これら男女の競技団体が、2008年にILF(国際ラクロス連盟)として合併しました。
2018年11月、 ILFは東京でのIOC理事会で、IOC承認団体に暫定承認し、2019年5月にはワールドラクロス(WORLD LACROSSE)と名称を変更、2021年にIOC正式承認されました。本部はコロラドに位置しています。

世界選手権について

2018年大会男子日本代表、国旗を掲げる主将の本下純選手

最初の男子世界選手権大会は、1967年にカナダでラクロス誕生100周年を記念し開催されました。4か国が招待され、アメリカが優勝しました。1974年には、オーストラリアラクロスの100周年を記念し2回目の大会が開催されました。同年、国際ラクロス連盟(ILF)が設立され、以降4年ごとの開催となっています。日本は1990年にエキシビションで初参加し、1994年より正式参加、以降全大会に参加しています。
男子日本代表は2018年に6位となり、メダルを狙える位置につけています。

男子日本代表の歴史

1994年、初めて世界大会に挑んだ日本代表選手団

男子日本代表が初めて世界に挑んだのは1994年に遡ります。
プレミアムディビジョンにエントリーした日本代表は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、イラコイナショナルズと戦いました。50年~100年以上の歴史を持つ5チームに対し、8年目という若い日本が加わる形でした。
男子日本代表の記念すべき「世界大会第1戦」は、前大会優勝のアメリカを相手に、スコア2-33の敗戦という結果になりました。
日本代表は、この試合を含め6戦全敗となったものの、プレイオフの5位6位決定戦でイラコイナショナルズに13-19と接戦を演じるなど、世界最高峰のチームと真剣勝負をする貴重な体験を得ました。

前回大会の2018年ネタニヤ大会で、男子日本代表は6位という成績を残しました。過去の日本代表の戦績は以下のとおりです。

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